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- 種類
- 芸能
- 名称
- 押野の虫送り
- よみ
- おしののむしおくり
- 所有者または管理者
- 押野虫送り保存会
- 所在地
- 押野
- 指定年月日
- 令和6.7.1
押野の虫送りは、7月中旬に押野地区において行われます。道中太鼓・送り太鼓・とまり太鼓等を打ち鳴らしながら、松明を手に田んぼを周り、最後に「虫送」と書いた火縄アーチをくぐって広場に集結し、焚火を囲み、太鼓を乱打します。押野地区においては、道中に若い衆が太鼓にまたがるしぐさが見られ、また、近隣の他地区との共演である「イイ」を行っています。
虫送りの起源については、アジアにおける稲の被害として蝗(いなご)の異常発生による虫害が挙げられ、古代中国には「虫害には、火でもって焼き殺すべし」とした記録があります。日本においても、稲の開花時期である7月の土用に農民が鉦や太鼓を打ちながら、燃え盛る松明を手に田の畔道を廻る虫送り行事が各地で見られました。これは赤い火を目立てに、太鼓の音に招かれて降臨する田の神に、稲を害虫から守り、秋の豊作を祈る一種の予祝行事と考えられます。
(無10)