つくしまとばじんじゃ

筑紫的場神社


名称
筑紫的場神社
よみ
つくしまとばじんじゃ
所在地
金沢市高尾台1丁目

筑紫的場神社は、富樫高家[たかいえ]が多々良浜[たたらはま](福岡市)の戦いで勝利を祈った宇佐八幡の神が飛来したといわれる所です。
後醍醐天皇[ごだいごてんのう]による建武新政[けんむのしんせい]に反対した足利尊氏[あしかがたかうじ]は、建武[けんむ]2年(1335)に兵をあげましたが、天皇方に敗れ側近の高家らと九州に逃れました。尊氏は建武3年(1336)3月、多々良浜の戦いに勝利して再起しますが、戦いでは苦戦して危機に陥りました。この尊氏に最後まで従った七騎のうちの一人に高家がいたことが伝えられています。